世界の食品イノベーションを牽引する見本市「SIAL Paris (シアル・パリ)」は、2024年10月19日～23日にパリ・ノール見本市会場で開催され、歴史を刻む60周年展をむかえます！

過去に触発されながら未来を見据える

シアル・パリ2024 は引き続き「Own the Change （変化の手綱をつかめ！）」というスローガンを掲げ、業界関係者の方々に活力を与え、現在進行中の様々な変化を受け入れ、世界的な食の課題に果敢に取り組んでいくことを目指しています。この集団的な動きは、出展企業のCSR（企業の社会的責任）に関するイニシアチブや、2年に1度業界のトレンド分析を行うSIAL Insights（シアル・インサイツ）、将来の食品産業の発展を垣間見ることができるSIAL Innovation（シアル・イノベーション）、起業前も含むアーリーステージのスタートアップ企業もフィーチャーすることで倍に増えたSIAL Start-Up（シアル・スタートアップ）2024など、さまざまな自発的イベントを通じて専門分野の知識を広めることにより、さらに促進されることでしょう。

新しいレイアウトへ！

一番の注目ポイントは、出展企業のブース配置を変更したことです。シアルは、来場者の実に80％が、より効率的に商品タイプによって、出展者のブースを見て回ることを希望していると認識しており、今回はバイヤーをはじめとする来場者が見やすいようにレイアウトを改善しました。新しいフロアプランでは、出展者をテーマごとにグループ分けしています。

シアル・パリは食品産業のるつぼ

シアル・パリ2024の展示面積においてはフランスとイタリアが首位を争っており、イタリアが現在16,000㎡以上の展示面積を誇っています。注目すべきは、中国が勢いを取り戻し6,000㎡を超える中国パビリオンを出展予定、またウクライナとインドも展示面積を増やし、このグローバルな舞台での影響力を増しています。

また、アフリカ地域からの参加国の多さも際立っており、ホール5aに専用パビリオンが設けられました。コートジボワールとセネガルがすでに出展参加を表明し、前回展に比べて期待も非常に高まっています。これは当見本市が、包括性・多様性へコミットしている証左となります。

さらに今回はウガンダ、リビア、イラクから初めて出展参加予定で、シアル・パリの文化的多様性がさらに豊かになりそうです。加えて、アメリカやスペインといった強豪国も、このシアル60周年という節目の年に強い存在感を示そうと着々と準備を進めています。

シアル・パリ2024には、計500億ユーロの購買力を持つ8,000名の大手バイヤーを含む285,000人の業界関係者が来場すると見込んでおり、皆様には、この世界的なイベントで非常に多くの露出の機会とビジネスチャンスを提供します。さらに当見本市には、100以上の公式代表団が訪れる予定で、「食の外交」の礎としての役割も果たしているのです。

シアル・パリにおける日本の出展者数

1. 2024年展に参加を表明している主な出展企業・団体：JETRO（日本貿易振興機構）によるジャパンパビリオン、日本畜産物輸出促進協会、全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会（全米輸）、全国醤油工業協同組合連合会、全国味噌工業協同組合連合会、株式会社伊藤園、かどや製油株式会社など

※2024年4月現在の情報です。今後変更となることもございます。

1. 2022年展（前回展）の日本からの出展者数と総出展面積

計88社、出展面積990 ㎡

シアル・パリ実績

• 来場バイヤーの83％が、シアル・パリの会場内または開催後の取引で購買が成立。
• 来場者の9割がシアル・パリを自社のビジネスで戦略的な機会であると捉えている。
• 2024年展は40万点以上の製品が展示され、7,500社が出展する見込みである。       

シアル・パリ2024は、世界の食品産業の60年にわたるイノベーション、多様性、卓越性を祝う特別なイベントとなります。食の未来へ、特別な旅にご一緒しませんか。

シアル・パリは2024年10月19日～23日、パリ・ノール見本市会場で開催予定です。

食品・飲料業界関係者の皆様、ぜひご来場ください！