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モルフェ(MORPHEE+):リアルタイムで患者の転倒を察知 医療や高齢者施設に対応する革新的サービス
企業の紹介
モルフェはフランスのディジョンで2018年5月3日に設立し、同時発生の電磁波装置の開発とマーケティング事業を行う。このシステムは転倒のリアルタイム検知と発見のシステムで、医療施設の患者や要介護高齢者施設の住民、在宅患者の安全と安心を提供している。
2014年、セリグ(CERIG)の社長であり高齢者の分野のエキスパートであるブルーノ・デュプリエ氏は、最先端テクノジーを用いて、高齢者や介護者のニーズにどう応えていくかに関心を持っていた。そこでモルフェは、転倒をすぐに察知し、高齢者の日常生活にフィットする、センサーによって利用者の安全を守る革新的なシステムの開発をスタートした。また、周囲に患者の健康状態を知らせるだけでなく、病状を記録化することで、より確実で迅速な患者のケアを可能にした。
このプロジェクトは、2017年ディジョンのOCSイノベーション賞を受賞、SupelecのTEDxで革新的プロダクトとして取り上げられ、翌2018年には遠隔医療会社、SNITEM、医師会の審査員賞受賞などさまざまな賞を獲得し、世界中で高く評価されている。
日仏協力関係が築き上げる未来
2018年11月、ブルゴーニュフランシュ・コンテの協力でモルフェは来日し、在日フランス商工会議所によって組織された「100の中小企業」のミッションに参加した。モルフェは、医療分野にIOTのソリューションを提供する株式会社Z-Worksに出会い、現在は良きビジネスパートナーとして、相互補完的な重要性を維持し信頼関係を築いている。
「このモルフェとZ-Worksの出会いは、信頼性のある革新的なソリューションをもたらし、双方にとって有益であるとともに、患者や高齢介護施設、医療・社会的な領域における分野に新しい価値をもたらしている」とブルーノ・デュペリエ氏は述べる。また、「在日フランス商工会議所主催のミッション『100の中小企業』がなければ、日本でのパートナーシップは生まれなかったであろう」と、在日フランス商工会議所のチームに対し喜びを語った。
ブルーノ・デュペリエ氏は特にZ-Worksの代表取締役である高橋達也氏とそのチームに対して特に感謝の意を述べた。また、ピエールオリヴィエ・ジントラン氏(フランス商工会議所ブルゴーニュ、フランシュ・コンテ支部の所長)に対しては日本市場を紹介してくれたこと、そして、日本でモルフェの活動を広げるきっかけをくれたことに感謝の意を表した。