空を制する
日本はいつも空への夢を抱いてきました。1945年までは航空大国でしたが、現在は機器サプライヤーとして再上昇し、この分野でのシェアを拡大しています。ボーイング社、そしてエアバス社のサプライヤーの多くは、今や日本企業です。また、日本は非常に野心的で広範囲な宇宙計画を推進しており、あらゆる活動に参加しています。そして現在、この2つの分野は新たな要求にさらされています。航空分野では、航空輸送の「脱炭素化」が日本に新たな産業機会をもたらし(燃料、材料、エンジンなど)、宇宙では、ごく近い将来の宇宙資源の利用(エネルギー、鉱山資源)に注目が集まっています。「日本は航空宇宙市場において、メジャーな存在になれるのか?」フランス・ジャポン・エコー168号では、この疑問について紐解いていきます。