筆と刀 - 日本の中のもうひとつのフランス1872-1960

筆と刀
著者 : Christian Polak

言語 : 日本語・フランス語
ページ数 : 248

7,600円

抜粋

「日仏交流史シリーズ」第二弾

目次

第一部:刀
・第一章 第二次遣日フランス軍事顧問団(明治5~13年)
・第二章 第三次遣日フランス軍事顧問団(明治17~22年)、ベルトーとド・ヴィヤレ
・第三章 帝国海軍の近代化(明治19~23年)推進者ルイ・エミール ベルタン(1840-1924)

日本とフランスの航空技術(明治42年~昭和10年)

第二部:筆
・旅する画家、フェリックス・レガメー
・もうひとりの広重、ノエル・ヌエット
・もうひとりの歌麿、ポール・ジャクレー

「日仏交流史シリーズ」第二弾、「刀」と「筆」に表現されるフランス人の活躍

2001年の「絹と光」に続く、豪華装丁本「日仏交流史シリーズ」第2弾。第一部「刀」では、日本帝国陸海軍の近代化に重大な役割を話したフランスの存在を明らかにする。日本海軍初の大規模な造船所の建設を指揮したフランス人レオンス・ヴェルニー。日本の航空分野でもフランスの存在感は大きく、日本最初の飛行隊はフランス製だった。第二部「筆」では、3人のフランス人画家を紹介する。画家で素描家のフェリックス・レガメー、1930年浮世絵に新たな生命を吹き込み、「もう一人の歌麿」の異名をとったポール・ジャクレー、東京に生きた詩人、画家、歴史化、日本人に「もう一人の広重」と呼ばれたノエル・ヌエット。本書はフランス語・日本語の2ヶ国語で、貴重な史料・画像が掲載されている。

著者:クリスチャン・ポラック

フランス国立東洋文化言語研究所日本語修士課程、一ツ橋大学大学院法学研究科博士課程をそれぞれ修了し、1980年には「1914年から1925年までの日仏外交」に関する博士論文を提出。以来、日仏交流史に関する研究をフランス語と日本語で発表し続けるとともに、株式会社セリクを立ち上げ、コンサルタント業を営む。

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