フランス大使館経済部(当時)で市場調査を行うなか、日本のバブル経済崩壊による基幹産業の劇的な衰退を目の当たりにする。同時に、日本の豊かな温泉や海が「超少子高齢化時代」に有益であり、日本政府が1976年から健康保険が適用されるヨーロッパの温泉やタラソテラピーの視察に多くの専門家を送り、当時既に科学的に効果が実証されていたフランスのタラソテラピー導入に意欲的だったと知る。超少子高齢化時代の日仏温泉交流の可能性を確信し2005年に独立。フランス最大の湯治場ダックス市長を訪問し、日本で初めて「フランスの温泉療法と健康保険の仕組み」他を紹介。フランスで多数の温泉地や施設、温泉療法施設の組合CNETh、AFRETH(フランス温泉療法研究協会)、タラソテラピー施設で体験や取材を続け、日本温泉気候物理医学会をはじめ、日本の主要温泉関係団体等と視察など日仏交流を多数実現。2014年CNEThより「フランス温泉療法名誉賞」のメダルを授与される。現在、世界的に人気の高いタラソテラピー・センター,“テルムマラン・ド・サンマロ”日本代理店、フランス・タラソテラピー組合会長Dr.ペレーズシスカール(本法人顧問)が運営する“コテ・タラソ”2軒の日本特定代理店、モンペリエ市仏語学校IEF代理店、専門家とフランスへ日本の温泉文化を発信する準備などを進めている。
最近の主な実績:2022年日本経済新聞社主催【日経イノベーション・ミートアップ】 ~フランス発ヘルスツーリズムと日本の事例~(オンラインセミナー)、2021-2年度「大分温泉情報交換会」大分県より受嘱、2021年ヴィシー・ジャポン「日仏温泉円卓会議」、2018年「世界温泉サミット 医療・健康・美容分科会」(大分県別府市開催)、2013年「ビアリッツ海と健康シンポジウム」パネリスト他、スペインテルマタリア展招聘等多数。